みなさま、こんにちは。
寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
新年のご挨拶が遅くなりましたが、本年がみなさまにとって
良い1年となりますことを、心よりお祈り申し上げます。
本年も昨年に引き続きよろしくお願い申し上げます。
春節休暇のお知らせ※
昨年よりご案内申し上げておりました春節休暇につきまして、
春節が近づいて参りましたので、改めてご案内申し上げます。
ご不便をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
はじめに
早速本題に入りますが、みなさまは商品を購入する前にサンプルを購入しておりますか。
中国からの仕入れに慣れていて問題がないという方は必要ないかもしれませんが、中国から商品をはじめて仕入れる方や、大量に仕入れを検討していらっしゃる方は、まずはサンプルか在庫品のテスト購入を検討した方が良いかもしれません。
ただ、そうは言ってもなんで必要なのか、ピンとこない方もいらっしゃいますよね。
そこで本日は、イーウーにいる日本人スタッフに昨年購入した中で、返品しようか迷った商品に関して聞いてみましたので、その中から一部をご紹介させて頂きます。
case1:手帳
最初にご紹介するのは、手帳です。
まずは左の写真をクリックして商品ページを見て、どんな商品かを確認してみてください。
いかがでしょうか。
評価は悪くなく、写真を見てもしっかりとした手帳に見えるのではないでしょうか。
そんな手帳を1年間使用してみた状況をご紹介いたします。
購入から3ヶ月後…ページとページを接着する糊付けが弱かったのかはがれてしまいました。何回か付け直して、またはがれて…を繰り返しましたが面倒になり、写真のようにテープをつけて、しおりを外して使用しました。購入から9ヶ月後…その後、表紙の文字がはがれ。。。購入から1年後現在はカバーの四隅が半分に割れそうな状況です
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case2:服
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続いて紹介するのは、寒い時期にぴったりの服です。
写真を見ると暖かそうですね。
この服はどうして返品しようか迷ったのでしょうか。
写真とは全く違いますね…。
中国でネット上で衣類を購入したことがある方は、1度は経験があるかもしれません。
工場やお店によっては、不良と認めない場合もありますので、いきなり大量に仕入れてしまうと大変ですね。
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case3:マスコット
次に某コーヒーショップの商品です。
写真をじっくり見ていただくと、お分かりになりますでしょうか。
金属が少し飛び出ていますね。
実際に販売して、購入者が怪我をしてしまっては大変です。
カスタマーセンターに連絡すると、返ってきた返答は⇒
大変申し訳ありません。
この商品はこのような設計です。
設計の問題に関しては、このように言われてしまうと、困ってしまいますね。
case4:モニター台
バリ生産時の下書きの線
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最後に紹介するのはデスクトップPCのモニターなどを載せるモニター台です。
左の写真の不良は、中国と日本の考え方の違いがよく分かる例です。
皆さん、いかがでしょうか。
恐らくほとんどの方の基準では、日本人の感覚ではアウトだと思います。
ですがお店の対応は、マジックの線は生産時に記載したもので使用に影響はないですよという説明で、バリに関しては既読スルーです。
確かにマジックの線は、引き出し部分で内側に入るため見えにくいですが、中国では生産時の線などを消せないペンで書き、それは不良ではないという認識のお店や工場もあります。
今回のお店がまさにそうですね。
このようなお店や工場は、不良品ではないという認識なので対応も希望通りにはなりにくいのが現状です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
もちろん品質の良い商品もたくさんありますが、中には今回ご紹介した商品のように、実際に見てみなければわからないような場合もあります。
今回の商品は誰も返品せずに使用しておりますが、日本とは文化や感覚が異なりますので、中国で購入する消費者がこの値段であればそのまま使用するという場合には、お店が不良品と認めない場合があります。
サンプルやテスト購入で上記のようなトラブルを避けることができる場合もありますので、中国から商品を仕入れようと考えていらっしゃる方は、ぜひサンプルやテスト購入をご検討ください。
また最近は、お店の写真を勝手に使用してトラブルになる例も見受けられますので、販売ページに使用する画像はできれば商品はご自身でご準備頂いた方が良いかもしれません。